東京都大田区の小児科・アレルギー科診療病院

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子供のくすりの飲ませ方

子供にくすりを飲ませるには?

子供にくすりを飲ませるには?

子供、特に赤ちゃんに薬を飲ませるのに、苦労されているお母さんやお父さんは多いと思います。むしろ、すんなり飲んでくれることの方が少ないのではないでしょうか。

そんな場合でも、うちの子はくすりを絶対に飲まないと決めつけたり、あきらめたりしないでください。多少のテクニックやコツはありますが、必要なくすりは必ず飲ませるという強い気持ちが大切です。

年齢によっても、差はありますが、くすりを飲ませる前に、くすりを飲まなくてはいけないことを子供のわかる言葉で、本気で説明してあげましょう。親の真剣な気持ちはそれなりにお子さんに伝わるものです。そして、飲めたらしっかり褒めてあげましょう。初めは大変でもだんだん上手になります。

1.くすりの飲ませ方

バタバタ暴れて、嫌がる赤ちゃんはまず、しっかり抱っこします。
(寝かせたままの姿勢ではあぶないです。)

くすりの飲ませ方





*赤ちゃんの固定の仕方のコツ
お母さんのももの間に赤ちゃんの両ひざの上の部分を足をバタバタさせないようにしっかりはさみます。

赤ちゃんの右腕は、お母さんの左わきにぴったりとはさみこみます。左手で赤ちゃんの左手をにぎり、左ひじを曲げて、赤ちゃんの頭を固定します。
(これでお母さんの右手は自由ですね)




*1
シロップか水薬なら、スプーンかスポイトを使いますが、赤ちゃんがスプーンを舌で押し出してしまう場合には、スポイトをうまく活用して、舌の上に乗せないようにして、頬と内側の粘膜のあいだぐらいのところに少しづつ垂らすようにします。一度にたくさん入れるとむせてしまったり、吐いたりします。

くすりの飲ませ方

*2
粉薬なら、少量の水で練って、きれいに洗った指で、頬やあごの粘膜に塗りつけます。後で薬が残らないように白湯などを飲ませます。お薬ゼリーも利用できます。
あまり食べ物やミルクに薬を混ぜるのはオススメではありません。ごまかしてもすぐに分かってしまい、ミルクなどを飲むのを嫌がったりします。薬によっては味が悪くなるものもあります。

くすりの飲ませ方

*3
いくつもお薬を飲ませる時には、出来るだけ別々に飲ませた方が、味がおかしくなりにくいです。

2.坐薬の入れ方

坐薬の入れ方

*1
両足を持ち上げ、膝が曲がるようにして、坐薬のとがった方を先にして、静かに肛門に入れます。坐薬がすぐに出ないように、指が入るくらい奥まで押し込んで、しばらく押さえておきます。坐薬を入れる時に、水やオリーブ油を先につけるとスムーズです。

*2
すぐに出てしまったら、もう一度入れ直します。一般に坐薬を入れてから、15分以内なら、入れなおしてOKです。心配なら、坐薬がそのまま出たらもう1本、ほとんど形がなくなっていたら半量を入れるようにします。

3.薬を飲ませてもすぐ吐いてしまったら

子どもは年齢が小さいほど吐きやすいものです。胃の大きさも小さく、形も大人に比べると筒状に近く、簡単に吐いてしまいます。食べ過ぎたり、無理やり薬を飲ませられたりすると吐いてしまうことはよく経験しますね。せっかく苦労して飲ませた薬を吐かれてしまったら、どうすればよいのか判断に困ることがあると思います。

薬は胃ではほとんど吸収されず、小腸でほとんど吸収されます。薬を飲んでから30分以内では、まだ、飲んだ薬の大部分が小腸まで達していないので、内服後30分以内の嘔吐では、薬をもう一度飲ませても問題はありません。服薬後30以上経っていたら、すでに薬はある程度吸収されていると考えられるので再投与はすすめられません。

また、胃の中がいっぱいの時は吐きやすいです。また、吐きやすい子は薬を飲んですぐに満腹になると吐くことがあるので,食前30分ぐらいに薬を飲ませるのが最も吐きにくいと考えられます。

薬を飲ませてもすぐ吐いてしまったら
薬を飲ませてもすぐ吐いてしまったら

4.子供のくすりは食前でO.K.です

子供のくすりは食前でOK

なにか食べてからでないとくすりを飲ませてはいけないと、信じている方もおられますが、小児科で普通に処方されるくすりは、胃を荒らしたり、食事によって効果に差が出たりすることはありません。

特別に医師の指示がないかぎり、食前で大丈夫です。おなかのすいている食前の方がスムーズに飲んでくれたり、吐いてしまったりすることは少ないです。


5.点眼薬のさし方

子供に点眼薬を使おうとしても、嫌がって目を閉じてしまったり、泣いてしまったりして上手くいかないことが多くて、苦労しますよね。

子供の頭を固定する

1)子供の頭を固定する

特に乳幼児の場合には、点眼薬を嫌がり暴れたり、頭を振ってしまいなかなかうまくさすことができないのですが、まず子供を仰向けに寝かせて、保護者の膝や股の間に子供の頭を固定します。

ひざまくらをして、子供を怖がらせずに優しく行うのもよいですね。

指でそっと下まぶたを開きます

2)指でそっと下まぶたを開きます。

容器の先端が視界に入らないようにして、軽く眼を閉じさせ、下まぶたを引っっぱってそっと点眼します。


3)点眼薬の先がまつ毛やまぶたにつかないようにして1滴落とします。

点眼薬の先がまつ毛などにつくと、そこから雑菌が入る心配があります。
入れる量は一滴でそれ以上さしても、薬は眼からあふれてしまい、効果はありません。


6.おくすりNG集

1.熱があったのでとりあえず家にあった抗生剤を飲ませてから受診
熱があったのでとりあえず家にあった抗生剤を飲ませてから受診
これが一番困ります。何のプラスにもならず、検査しても診断がつきにくくなることがあります。
2.シロップ剤を薬のふたで飲ませる
シロップ剤を薬のふたで飲ませる
量も不正確になりやすいし、雑菌も入ります。

3.大人の風邪薬を半分飲ませる
大人の風邪薬を半分飲ませる
子どもにふさわしくない成分がはいっていることもあり、意味がなく、気休めにしかなりません。
4.粉薬をミルクに混ぜて飲ませる
粉薬をミルクに混ぜて飲ませる
味はすぐわかってしまうし、ミルク嫌いになっては困りますね。

5.兄弟で目薬を一緒に使う
兄弟で目薬を一緒に使う
雑菌が入ったり、病気がうつったりします。
6.薬の貸し借り
薬の貸し借り
ご近所いくら仲良しでもNGです。

7.軟膏をチューブから直接つける
軟膏をチューブから直接つける
うまく塗れないし、雑菌が増えたりして不潔になりやすいです。
8.鼻をつまんで口をあけさせる
鼻をつまんで口をあけさせる
くすりが嫌いになってしまいますし、気道に入ってむせたりして、危険です